esperさんの評価・レビュー

この書籍の総合情報を見る
蔵書をみる
Default_book_small
岡部 宏之, アイザック・アシモフ
1984-12, 早川書房 (文庫), ¥ 714
☆☆☆

一応初期三部作が完結。

ミュールの件は解決したが、ファウンデーションが第二銀河帝国となるまでの道のりはまだ半ばといったところだ。

ところで、このシリーズは2作目から他人の感情を制御する能力がかなり中心的なテーマとして出てくる。

ミュールのそれは先天的な超能力であったが、第二ファウンデーションのそれは訓練によって身につく技術であり、第一ファウンデーションのものは、工学的に脳に影響を与えるものであった。

この、並び順は文化文明の発展の流れの順であり、そう考えるとやはり第一ファウンデーションが最も進んだ存在なのかとも思える。

本巻の終わりでは、第一ファウンデーションの技術は失われると予言されていたが、現実には、工学的に機械化されたものほど失われにくいだろう。

この本のすべてのレビューを見る